Amazon広告の入札額はいくらにすべき?
上限は、平均注文額×コンバージョン率×目標ACOSです。これは、1件の注文にかかる広告費がちょうど目標ACOSになるクリック単価です。
例:平均注文額$30、コンバージョン率10%、目標ACOS 25%なら、30×0.10×0.25=1クリックあたり$0.75です。
上限CPC=平均注文額×コンバージョン率×目標ACOS
この計算式が成り立つ理由
コンバージョン率が10%なら、1件の注文に10クリックかかります。1クリック$0.75なら10クリックで$7.50となり、$30の注文の25%、つまりちょうど目標ACOSです。
1クリックにそれより多く払えば注文1件あたりのコストが目標を上回り、少なく払えば余裕が生まれます。その余裕は、さらなるクリックに使うことも、利益として残すこともできます。
動的な入札と掲載枠の入札額調整
Amazonで入力する入札額は出発点にすぎず、Amazonによって変動することがあります。「動的な入札 - アップとダウン」の戦略では、Amazonがどの掲載枠でも入札額を最大100%引き上げることがあります。掲載枠の入札額調整(最大900%)は、その掲載枠でさらに入札額を引き上げます。
Amazon自身の例:入札額$1.00に検索結果の上部の調整50%を設定すると、検索結果の上部では$1.50になり、動的な入札(アップとダウン)によってそこで最大$3.00まで上がることがあります。
そのため、上限クリック単価をすべての掲載枠で守るには、基本入札額を低めに入力します。上限を動的係数(「アップとダウン」なら2、それ以外は1)と、最大の掲載枠の入札額調整で割ります。
基本入札額=上限CPC÷(1+最大の掲載枠の入札額調整)÷動的係数
上限クリック単価の早見表
平均注文額$30の場合に、コンバージョン率と目標ACOSごとに1クリックに払える上限額です。注文額が異なる場合は、数値を比例させて読み替えてください。
| コンバージョン率 | ACOS 20% | ACOS 25% | ACOS 30% | ACOS 40% |
|---|---|---|---|---|
| 5% | $0.30 | $0.38 | $0.45 | $0.60 |
| 8% | $0.48 | $0.60 | $0.72 | $0.96 |
| 10% | $0.60 | $0.75 | $0.90 | $1.20 |
| 12% | $0.72 | $0.90 | $1.08 | $1.44 |
| 15% | $0.90 | $1.13 | $1.35 | $1.80 |
| 20% | $1.20 | $1.50 | $1.80 | $2.40 |
コンバージョン率はどこで確認できる?
Amazon Adsでは購入率と呼ばれ、購入数をクリック数で割った値です。入札するキーワード、ターゲット、キャンペーンごとに、数日ではなく数週間の期間で確認しましょう。
まだデータのない新商品なら、ご自身の類似商品の数値から始め、十分なクリックが集まってその商品自体の数値が信頼できるようになったら入札額を修正します。
価格ではなく平均注文額を使う
広告をクリックした購入者が、複数個やご自身の他の商品をあわせて買うことが多い場合は、平均注文額を使いましょう。Amazonはそれらの購入も広告売上に含めるため、1クリックの価値は商品1個の価格を上回ります。